動画のプロンプトは、何を映すか、被写体が何をするか、カメラをどう動かすかから考えます。その後に場所、光、変えたくない特徴を加えましょう。指示が矛盾する場合は、生成前に優先順位を決めてください。形容詞を増やしても、その判断をモデルに伝えたことにはなりません。
ここでは、テキストから動画に使え、Veo3o1の画像ベースの方法にも応用できる構造を紹介します。
六つの要素を順番に書く
次の順で組み立てます。
- 被写体 — 最も重要な人物、物体、動物、場所
- 動作 — 一つの主要な動きや出来事
- 環境 — 場所、時間、天候、映像に影響する背景
- カメラ — ショットサイズ、角度、一つのカメラワーク
- 光と雰囲気 — 視覚的な空気感
- 制約 — 固定する特徴や避ける要素
例:
手作りの陶器カップが濃い木のテーブルに置かれ、湯気が上がる。背後の窓には朝の雨が流れる。テーブルの高さからの商品クローズアップ、ゆっくり寄るカメラ。柔らかい寒色の自然光、釉薬に暖かい反射。カップの形は安定させ、文字を追加しない。
一度に十のショットを説明せず、必要な情報を具体的に示しています。
被写体:何を映すか明確にする
一つの明確な被写体から始めます。「にぎやかな都市」では優先対象が多すぎますが、「黄色いレインコートの自転車配達員」なら視覚的な中心ができます。
画像を使う場合は、入力との関係を明示します。
参照画像に写っている人物が……
そのうえで、服の色、髪型、パッケージ形状、素材など、本当に重要な識別情報だけを繰り返します。人物の外観を保つガイドでは、これらと参照画像を組み合わせる方法を説明しています。
動作:中心となる動詞を一つにする
短いクリップでは、一つの分かりやすい動作が有効です。「歩く」「振り向く」「開く」「上がる」「回転する」といった動詞がショットの軸になります。複数の連続動作は、省略、圧縮、混合されることがあります。
弱い例:
シェフが料理し、夕食を提供し、客と話し、店が屋上パーティーになる。
改善例:
シェフが完成した料理をカウンターに置き、湯気が暖かい厨房の光へ上がる。
複数の展開が必要なら、別々のショットとして生成し、編集でつなぎます。
環境:ショットに影響する情報だけを書く
光、動き、意味に影響する背景を説明します。「風の強い海岸、夕暮れ」は、被写体と関係しない物体を長く列挙するより有用です。
手掛かりは両立させます。変化そのものが目的でない限り、「明るい正午」「暗いろうそく」「ネオンの夜」を同じ短いプロンプトに入れると、光の方向が競合します。
カメラ:ショットサイズを先に書く
カメラは次の階層で整理すると明確です。
- サイズ:ワイド、ミディアム、クローズアップ、マクロ
- 角度:目線、ローアングル、真上
- 動き:寄る、引く、パン、ティルト、周回、追従
- 速度と安定感:ゆっくり、速い、滑らか、手持ち風
例:
目線の高さのミディアムショット。走者の横をゆっくり追従する。
一つの意図的な動きは、「ドローン、ズーム、周回、急なパン、手持ち」を同時に指定するより制御しやすくなります。
時間:動きを長さに合わせる
Veo3o1では、対応する組み合わせで4、6、8秒を選べます。参照画像は現在8秒固定です。4秒なら早く見せ場に到達させ、8秒なら緩やかな見せ方やカメラ移動を使えます。
余った時間を無関係な出来事で埋めず、一つの意味ある動きを伸ばします。
制約:重要な特徴を守る
制約は少なくします。「赤いコートは常に同じ、商品の比率を安定、文字なし」のような短い末尾は、よくある変化を抑えます。否定の長い一覧は、ショットの肯定的な説明を弱めます。
開始・終了フレームでは、最初の画像から二つ目へどう移るかを説明します。参照画像では、参照した被写体が新しいショットでどう動くかを書きます。違いはモード比較をご覧ください。
再利用できる三つの型
商品ショット
[商品]を[場所・表面]に置く。[一つの商品の動き、または環境の動き]。[サイズと角度]、[一つのカメラワーク]。[光と雰囲気]。[重要な形・色・素材]を変えず、文字を追加しない。
人物ショット
[人物の識別情報]が[環境]で[一つの動作]をする。[サイズと角度]、[カメラワーク]。[光と雰囲気]。[服・顔・髪]を一貫させる。
場所を見せるショット
[時間・天候]の[場所]。[意味のある環境の動き]が一つある。[角度]からのワイドショット、[カメラワーク]、[光と空気感]。現実的な縮尺と抑えた動き。
編集者のように反復する
役立つ結果ごとに、プロンプトと選択設定を保存します。1回につき一つの変数だけを変え、動作、カメラ、光の順に確認します。シードは同じ条件を比較しやすくしますが、明確な指示の代わりにはならず、同一出力も保証しません。
生成前の確認項目:
- 主な被写体は一つか
- 選んだ長さで主動作を完了できるか
- カメラの役割は一つか
- 光の指示は両立しているか
- 参照画像とプロンプトは同じ人物・商品を示しているか
- 公開先に合う画面比率か
- この段階で表示クレジットを使う価値があるか
